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楽器の組み立て方とお手入れ方法
管楽器は正しい組み立て方をしないとすぐに故障してしまうとてもデリケートなものです。
ここでは、各種楽器の正しい組み立て方をお教えするとともに、組み立てる上でおすすめのサイトや動画もご紹介していきます。
フルート編
組み立て方
フルートは組み立ての際、唄口やキィと呼ばれる部分を触れないようにしながら組み立てましょう。
①まず、胴部管と足部管を接続します。胴部管の接続部に対して、足部管を下からすくい上げるようにして接続します。
接続時、管体同士がまっすぐでないとうまく接続できず、最悪の場合故障の原因となることがあります。管体同士がまっすぐかどうか確かめながら接続してください。
入りにくいからと言って、グリス等を使用するのは絶対にやめてください。かえって接続部分が傷つき、故障の原因となることがあります。
②つぎに頭部管と胴部管を接続します。足部管の接続時同様、まっすぐ接続し、グリス等は使わないでください。
お手入れ方法
フルートについた指紋等を拭く際には、タンポに触れないよう気を付けながら乾拭きしてください。
タンポ周辺まで無理に拭こうとしますと、タンポの破れ・劣化が早まります。
また、無理に隅々まで拭こうとしますと、キィのバネが外れてキィが動かなくなってしまうことがありますので、注意してください。
フルートは息を通すことで管体内部に水分がたまることで、タンポなどの消耗部品の劣化の可能性が高まります。
消耗部品の劣化を防ぐには、
トーンホールから水が出る前に、頭部管や胴部管にスワブを通すことが一番の予防法となりますので、こまめにスワブを通すことを強くお勧めします。
トーンホールやタンポについた水分はクリーンペーパーを使用して、軽く数回はさんで水分を吸い取ってください。
ヤマハの公式サイトでもお手入れ方法が動画で紹介されておりますので参考にしてください。
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